2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

 「ヒロシマナガサキ」

ここ1年の映像作品吸収に関しての怠慢を反省し、TSUTAYAでいろいろと借りてくる。そのひとつ1年以上前に公開された「ヒロシマナガサキ」。 アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞に輝いた映画監督、スティーヴン・オカザキ。広島、長崎への原爆投下か…

 「人間の條件」

旅先で岩波現代文庫から復刊されている五味川純平の「人間の條件」を読了。 学生時代にACTミニシアターのオールナイトで映画版を見たことがあったが、9時間を超える上映時間を通して、仲代達也演じるところの主人公の運命の救いのなさに暗澹たる気持ちに…

ヒロシマ・ノート、戦争と人間

旅先で大江健三郎の「ヒロシマ・ノート」を購入。学生時代に古本屋で買って読んだような気がするのだが、読了してみると何も覚えていなかった。 僕は、この二十世紀後半の地球の唯一の地、広島の赤裸々に体現している人間の思想を記憶し、記憶し続けたいと思…

一年の記憶

今日で一応仕事納め。明日からなぜか夏休み。 映画も読書もほとんどおろそかになってしまった半年。日々の中で、記憶に強く刻まれる様々な作品に意識的に出会えるよう自らを仕向けなければと反省したりする。今年は何が一番心に残る作品だったろう。ドキュメ…